国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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発表 振動実験によるLRBの振動特性について

作成年度 1998年度
論文名 振動実験によるLRBの振動特性について
論文名(和訳)
論文副題
発表会 土木学会北海道支部年次技術研究発表会
誌名(No./号数)
発表年月日 1999/02/08 ~ 1999/02/09
所属研究室/機関名 著者名(英名)
鹿島技術研究所山野辺 慎一(YAMANOBE Shinichi)
パシフィックコンサルタンツ(株)林 亜紀夫(HAYASHI Akio)
鹿島技術研究所南 浩郎(MINAMI Hiroo)
室蘭工業大学市ノ渡 誉将(ICHINOTO Yoshimasa)
抄録
鉛プラグ入り積層ゴム支承(LRB)の動的応答における周波数依存性及び動的復元力特性の把握を目的とし、上部構造を表現する上載荷重をLRBで支持する試験体を用いた振動実験を行った。加振は正弦波加振及びランダム波加振の2つの方法で行い、以下に示す結果が得られた。①正弦波加振実験を行った結果、振幅の増加すなわちLRBのせん断ひずみの増加に応じてLRBのせん断剛性が低下し、共振点の振動数が低下した。②ランダム波加振実験を行った結果、上部構造の応答加速度の低下や応答の長周期化等、LRBの免震効果が確認できた。③実験で得られたLRBの履歴曲線から、1次剛性、2次剛性、降伏変位を求め、これを用いてLRBのバイリニアモデルを作成し、非線形応答解析を行った結果、実験結果と解析結果はよく一致した。
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