作成年度 | 1998年度 |
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論文名 | 冬期道路の安全走行支援システムに関する研究(第3報) |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 各種障害検地センサーの性能とその活用 |
発表会 | 土木学会北海道支部年次技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1999/02/08 ~ 1999/02/09 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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防災雪氷研究室 | 千葉 隆広(CHIBA Takahiro) |
防災雪氷研究室 | 加治屋 安彦(KAJIYA Yasuhiko) |
防災雪氷研究室 | 福澤 義文(FUKUZAWA Yoshifumi) |
抄録 |
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積雪寒冷地における冬期道路交通は、雪氷路面によるスリップや吹雪による視程障害が原因となる多重衝突事故発生の可能性があり、これらの事故を未然に防ぐための、走行支援システムの早期開発が期待されている。このような背景から、開発土木研究所では寒地型ITSの一環として、冬期道路における突発事象を自動検知するセンサーの研究開発を、公募型の官民共同研究で行っており、先進のセンサー技術と情報通信技術による冬期道路の安全走行支援システムの実現を目指している。[*]これらの研究で実施した性能試験により次のような結果が判明した。単純な車両検知においては、降雪や霧などの気象条件に左右されないミリ波センサーが有効であり、また、車両や歩行者(動物)、路上落下物など識別を要する検出には可視・赤外線カメラが有効である。特に、赤外線カメラは、夜間時や路面状況変化時など環境下でも、車両や歩行者(動物)、落下物などを安定して検出できる。更に、検知の対象とする事象が広範で、求める精度も高い場合には各種センサーの複合化が必要となる。 |
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