作成年度 | 1998年度 |
---|---|
論文名 | 土の締固めに及ぼす凍結の影響 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 地盤工学会北海道支部技術報告会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1999/02/08 ~ 1999/02/09 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
土質基礎研究室 | 西川 純一(NISHIKAWA Jun’ichi) |
土質基礎研究室 | 櫻庭 満(SAKURABA Mitsuru) |
抄録 |
---|
近年、土木工事の大規模化により長期間の工期を必要とする工事が多くなっている。それに伴い、冬期にまたがる土工工事も試みられている。しかし、北海道のように冬期の気象条件が厳しい地域では、土の凍結による締固め不足や雪の影響などによって、満足する結果に至っていないのが実情である。これは、凍結土の工学的性質が十分に把握されておらず、各種の凍結土に対応したきめ細かな施工技術が確立されていないことが背景にある。昭和51年に建設省を中心とした「通年施工化技術協議会」が発足され冬期施工に関する各種の調査研究が行われた。その結果、冬期土工の可能性についても一定の方向性を見出している。しかし、今日までこの成果が十分に活用されているとは言い難い。本研究の目的は、過去に発表された事象の再確認を含め、冬期土工工事の促進に向けて凍結土の基礎的な性質を明らかにすることである。今回は、土の養生温度と突固め回数を変化させた締固め試験、土の養生温度と含水比を変化させた一軸圧縮試験、及び凍結土と未凍結土との混入割合を変化させた一軸圧縮試験などを行った。 |
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 |