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発表 扁平箱桁断面を有する吊橋補剛桁の架設時ガスト応答観測

作成年度 1999年度
論文名 扁平箱桁断面を有する吊橋補剛桁の架設時ガスト応答観測
論文名(和訳)
論文副題
発表会 第45回構造工学シンポジウム
誌名(No./号数)
発表年月日 1999/04/06 ~ 1999/04/07
所属研究室/機関名 著者名(英名)
維持管理研究室高橋 守人(TAKAHASHI Morito)
北見市都市建設部西本 聡(NISHIMOTO Satoshi)
NKK橋梁・港湾建設部津村 直宣(TSUMURA Tadanobu)
抄録
白鳥大橋は、北海道室蘭港の港湾部にかかる中央径間720m、橋長1380mの側塔を有する3径間2ヒンジ補剛吊橋である(図1-1参照)。橋軸方向はほぼ南北方向に一致し、冬期には、橋軸直角方向に相当する西から北西の季節風が発生する頻度が高い。[*]同橋の補剛桁は、図1-2に示すように耐風安定性を考慮した扁平多室の箱桁断面として設計されているが、従来のトラス形式の補剛桁に比べて剛性が小さいためガスト応答の影響が大きくなる可能性が予想された。そのため設計段階では全橋模型による風洞実験を実施してガスト応答の照査を行っている。一方、補剛桁閉合後、架設現場から強風時に補剛桁の振動が認められるとの報告があり、調査の結果、実橋においてもガスト応答の発生が確認された。
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