作成年度 | 1999年度 |
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論文名 | 沿岸構造物における魚類産卵場の可能性 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | ハタハタを対象として |
発表会 | 土木学会 海洋開発シンポジウム |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1999/05/20 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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海洋開発工学科 | 津村 憲(TSUMURA Ken) |
釧路港湾建設事務所 | 伊東 公人(ITO Kimihito) |
水産土木研究室 | 永田 晋一郎(NAGATA Shinitiro) |
海洋開発工学科 | 谷野 賢二(TANINO kenji) |
抄録 |
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近年、苫小牧東港に建設された防波堤の一部で、ハタハタの産卵が確認された。これは、この防波堤周辺の環境が、ハタハタにとって産卵に適していることが推測された。そこで、産卵環境条件を明らかにするため、現地調査を実施した。その結果、①ハタハタは特定の海藻を選択して産卵を行い、特にウガノモクに産卵が多い。②ウガノモクは、比較的流れが静穏な場所(港内)に多く分布し、苫小牧の藻場周辺の流況環境は天然藻場と同程度である。③①、②の結果から、砂浜域に沿岸構造物を建設することにより、ハタハタの産卵場の創出が可能であることが分かった。 |
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