作成年度 | 1999年度 |
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論文名 | 臨海道路における越波による通行障害への被害について |
論文名(和訳) | Damage to Vehicles on a Coastal Highway by Wave Action |
論文副題 | |
発表会 | 海岸構造物に関する国際会議’99 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1999/06/07 ~ 1999/06/10 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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維持管理研究室 | 阿部 隆二(ABE Ryuji) |
港湾研究室 | 上久保 勝美(KAMIKUBO Katsumi) |
構造部 | 石本 敬志(ISHIMOTO Keishi) |
港湾研究室 | 木村 克俊(KIMURA Katsutoshi) |
港湾研究室 | 藤池 貴史(FUJIIKE Takafumi) |
抄録 |
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臨海道路の管理手法の高度化を目的として、越波状況の現地観測と水理模型実験を行い、波の打ち上げ特性を調べた。さらに現地における事故事例を分析し、高波時の交通状況と海象条件の関係を明らかにした。主要な結論は以下の通りである。①直立護岸を対象として行った越波実験結果に基づいて、水塊の打ち上げ高さの1/3最大値を換算沖波波高と法先水深の関数として定式化した。②現地観測結果に基づいて飛沫の打ち上げ高さを定式化した。飛沫のように小規模な現象に関しては、縮尺1/10の実験では現地よりも小さな値が得られた。③通行障害事例を分析した結果、越波流量が10の-5乗のオーダーで、護岸天端からの水塊の打ち上げ高さが6m程度となり、普通乗用車のフロントガラスの破損が発生した。 |
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