作成年度 | 1999年度 |
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論文名 | Model of discharge change resulting fromfarmland reclamation |
論文名(和訳) | Model of discharge change resulting from farmland reclamation |
論文副題 | |
発表会 | Water99 Joint Congress(2nd International Conference on Water Resources & Environment Resear ch) |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1999/07/06 ~ 1999/07/08 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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日本工営㈱ | 小野寺 勝(ONODERA Masaru) |
農業土木研究室 | 大野 隆(OONO Takashi) |
農業土木研究室 | 秀島 好昭(HIDESHIMA Yoshiaki) |
抄録 |
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本論では、1)流域内の土地利用推移に応じて尖鋭化する流出応答関数の特徴、2)農地開発面積の拡大にともなう表面・中間流出成分の増加の特徴(成分分離ARモデルから導出した)を考察し、この特徴を基に分布型2成分ナッシュモデルを考案し、日流出の長期再現性を検証した。このモデルは、分割した各流域ブロックが表面・中間流と地下水流の2成分からなり、前者の成分は直接的に河道へ流出し、後者の成分は連続的に隣接するブロックを通して、最下流端にて流出するとしてモデル化したものである。さらに、各成分の有効降雨は、農地開発の進展を示すパラメータ(成分分離則を経験式から求める)により分離した降雨を使用することを特徴とする。モデルによる計算値と観測地は良い符合を示し、農地開発面積の変化にともなう流況が再現できた。土地利用形態変化に応じた流出変化を予測するモデルのひとつとして、提案したい。 |
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