作成年度 | 1999年度 |
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論文名 | 泥炭の盛土材利用に関する検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 地盤工学研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1999/07/21 ~ 1999/07/23 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土質基礎研究室 | 山澤 文雄(YAMAZAWA Fumio) |
土質基礎研究室 | 佐藤 厚子(SATO Atsuko) |
土質基礎研究室 | 西川 純一(NISHIKAWA Junichi) |
抄録 |
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北海道には、約2,000km2におよぶ泥炭が分布し、これは平野部面積の約6%に相当する。この泥炭は、表層部に3~5mの厚さで堆積しているため、橋・ボックスカルバートなどの構造物の施工、および地中埋設管の施工など掘削を伴う工事の際、大量の残土となる。泥炭はそのままの状態ではトラフィカビリティを確保できず、また仮に盛土施工ができたとしても多量の腐植物を含んでいることから、完成後の沈下を避けることができない。したがって泥炭は盛土材料として使用してはならない材料であり、これまで現地で発生した泥炭は捨土処分されてきた。この泥炭をその発生箇所付近で盛土材料、埋戻し材料などへ利用できれば土を購入する必要がなくなるとともに、残土処理費の軽減を図ることができる。そこで、現場で発生した泥炭を盛土材料として有効利用する研究の端緒として、泥炭に固化材を添加して強度を確認した。[*]その結果、含水比を低下させた泥炭に固化材を添加することにより泥炭を盛土材料として使用できることがわかったので報告する。 |
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