作成年度 | 1999年度 |
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論文名 | バレイショ畑の群落光合成と気孔コンダクタンス |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 農業気象学会全国大会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1999/07/28 ~ 1999/07/31 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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日本気象協会北海道本部 | 和田 通英(WADA Michihide) |
日本気象協会北海道本部 | 川合 文人(KAWAI Fumito) |
東京農工大学農学部 | 堀江 勝年(HORIE Katsutoshi) |
農業土木研究室 | 秀島 好昭(HIDESHIMA Yoshiaki) |
農業土木研究室 | 吉田 英人(YOSHIDA Hideto) |
東京農工大学農学部 | 青木 正敏(AOKI Masatoshi) |
東京農工大学農学部 | 小澤 結(OZAWA Yui) |
抄録 |
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温暖化による気温の上昇は、日本では高緯度地域ほど大きいという予測がなされている。高緯度の北海道は日本の農地面積の約24%を占めており、温暖化の農業への影響が懸念されている。そこで、本研究では、温暖化の影響予測を目標として、北海道の代表的な作物であるバレイショの圃場においてCO2フラックス(FCO2)を連続測定するとともに、気孔コンダクタンスを測定し、日中(08時~16時)のCO2フラックスおよび気孔コンダクタンスと気温、飽差等の気象要因との関係を明らかにし、この関係をモデル化することを試みた。測定を行ったバレイショ2圃場において、群落光合成の抑制量である△F CO2を支配する大きな気象要因は飽差であることがわかった。この原因は、飽差の上昇により、気孔コンダクタンスが低下するためであることが考えられた。飽差の変化に伴うFCO2のモデル式を作成した。このモデル式は異なる圃場においても、FCO2を予測するのに利用できることが分かった。 |
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