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発表 静水面上における油の分散に関する実験的研究

作成年度 1999年度
論文名 静水面上における油の分散に関する実験的研究
論文名(和訳)
論文副題
発表会 土木学会年次学術講演会
誌名(No./号数)
発表年月日 1999/09/22 ~ 1999/09/24
所属研究室/機関名 著者名(英名)
北海道大学岩上 哲平(IWAKAMI Tetupei)
石狩川開発建設部齋藤 大作(SAITO Daisaku)
北海道大学長谷川 和雄(HASEGAWA Kazuo)
環境研究室甲斐 達也(KAI Tatsuya)
環境研究室渡邊 康玄(WATANABE Yasuharu)
環境研究室玉川 尊(TAMAGAWA Takashi)
抄録
河川における水質事故は油類、化学物質、土砂および糞尿等などの原因物質の流出によって起因される。この中で、油類の流出事故は年間の事故件数の8割以上を占める。これらのことから、河川での水質事故対策を検討する上で油類の流出事故対策は非常に重要であるといえる。現在、河川で油流出事故が発生した場合の対処方法は、油が流達する前に揚水および取水を停止し、オイルフェンスや吸着マットを使用して流出した油を回収する方法が一般的である。この対処方法は、油の流下特性を把握し、油の先端と末端の位置を予測することによって可能となる。しかし、河川での油流出事故の研究は、海洋での事故を想定した研究と比較するとあまり多く見られず、正確な油の流下予測を行うことは困難である。[*]以上のことから、本研究は油の流下予測を行うことを目的としており、実河川を想定した実験水路を用いて油の流下特性を把握し、実験結果から油の分散係数を求め、油の流下予測の検討を行うこととした。
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