作成年度 | 1999年度 |
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論文名 | 模擬斜面での岩盤変状とOTDRによる変状測定 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木学会年次学術講演会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1999/09/22 ~ 1999/09/24 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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構造研究室 | 日下部 祐基(KUSAKABE Tuuki) |
札幌開発建設部 | 佐藤 昌志(SATO Masashi) |
構造研究室 | 中井 健司(NAKAI Kenji) |
札幌開発建設部 | 小林 将(KOBAYASHI Masaru) |
抄録 |
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岩盤斜面の変状を把握する方法として、変位計や傾斜計など既往のセンサを用いた計測について研究が進められている。しかし、これらの手法は予め崩壊しそうな岩塊、亀裂を特定して行われる限られた点でのものであり、このような場所を抽出する方法がない限り現実的には困難である。本研究では、光ファイバをセンサとしてひずみを連続的に計測する手法を用い、広範囲の岩盤の中から変状を起こしている箇所を抽出する手法について検討を行っている。本稿では人工的に岩石を積んだ模擬斜面をつくり、人為的な変状を起こした状態で岩盤斜面のひずみを計測することにより、光ファイバセンサの岩盤斜面での適用性について検討を行った。[*]今回の試験結果から、岩盤表面に光ファイバセンサを固定し歪みを測定することにより、岩盤表面に現れる変状を歪みの増分からある程度推測する方法について可能性が見いだせた。しかし、今後の課題としてセンサーの岩盤への確立、岩盤変状を捉えるのに適した計測器の測定精度、データの処理方法等について検討することが最重要と考える。 |
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