作成年度 | 1999年度 |
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論文名 | 各種PRC桁の衝撃耐荷性状 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木学会年次学術講演会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1999/09/22 ~ 1999/09/24 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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三井建設㈱ | 三上 浩(MIKAMI Hiroshi) |
室蘭工業大学 | 岸 徳光(KISHI Norimitsu) |
構造研究室 | 今野 久志(KONNO Hisashi) |
構造研究室 | 佐藤 昌志(SATO Masashi) |
秋田県 | 佐藤 大(SATO Masaru) |
抄録 |
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本論文では、耐衝撃性に優れたPRC部材の合理的設計法を確立することを目的として、PC鋼材の有効緊張比率、PC鋼材本数および異形鉄筋量をそれぞれ変化させた5種類のPRC桁について重錘落下衝撃実験を行い、その耐衝撃性に関して、主にエネルギー吸収量に着目し検討を行った。[*]損傷程度の小さい段階では、PC鋼材の緊張率を低減することでエネルギー吸収量は大きく変化しないものの、吸収メカニズムは異なり、緊張量の大きい桁は大きな反力を生じさせることによりエネルギーを吸収する。一方、緊張量の少ない桁は大きな変形量によって同程度のエネルギー吸収を行っている。[*]緊張率を25%程度まで低減させた試験体および換算鋼材比を類似の値に保ち異形鉄筋量を増加させた試験体に関しては耐衝撃性の向上は見られず、耐衝撃性を向上させるためにはプレストレス力の導入により適度な剛性の確保が必要である。本実験の範囲では緊張率を50%程度に低減した試験体において最も大きな耐衝撃性向上が得られた。 |
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