国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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発表 北海道におけるアスファルト舗装流動対策に関する検討

作成年度 1999年度
論文名 北海道におけるアスファルト舗装流動対策に関する検討
論文名(和訳)
論文副題
発表会 土木学会年次学術講演会
誌名(No./号数)
発表年月日 1999/09/22 ~ 1999/09/24
所属研究室/機関名 著者名(英名)
維持管理研究室高橋 守人(TAKAHASHI Morito)
維持管理研究室丸山 記美雄(MARUYAMA Kimio)
抄録
北海道では平成3年度の札幌地区を皮切りに道内各地で順次スパイクタイヤの使用規制が行われ、舗設後数年で基層が現れてしまうような磨耗が観測されなくなってきた。一方で大型車交通量の多い路線を中心に、夏期の路面温度が高い時に流動によるわだち掘れが進行し、雨水等がたまりやすく除雪後も路面に氷雪が残り易く、その改善が望まれている。[*]積雪寒冷地における表層混合物は、耐流動性のみではなく凍結融解に対する耐久性を併せ持つことが必要であり、これまでの研究や室内試験結果から、動的安定度(以下DS)は現場切取供試体で1500以上を目標とする事、細粒度ギャップアスコン13Fの下限値側の粒度分布で改質Ⅱ型バインダーを用いることで冬期のひびわれ、剥離、摩耗に対する抵抗性を有する耐流動対策混合物が得られることが分かっている。[*]この効果を検証する目的で試験施工を行い、その継続調査結果が明らかになったのでこれを報告するものである。
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