作成年度 | 1999年度 |
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論文名 | 実規模ハーフプレハブ鋼・コンクリート合成落石履道に関する重錘落下実験 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第4回複合構造物の活用に関するシンポジウム |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1999/11/11 ~ 1999/11/12 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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ショーボンド建設㈱ | 温泉 重治(ONSEN Shigeharu) |
室蘭工業大学 | 岸 徳光(KISHI Norimitsu) |
ショーボンド建設㈱ | 近藤 悦郎(KONDO Etsuo) |
構造研究室 | 今野 久志(KONNO Hisashi) |
構造研究室 | 池田 憲二(IKEDA Kenji) |
抄録 |
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本論では、耐衝撃性や経済性に優れた落石覆道を開発することを目的として、上下鋼板をボルトで結合した構造にコンクリートを充填した鋼コンクリート合成サンドウィッチ構造が、軽量かっ高耐荷力であり、じ性に崩れていることに着目して、実規模の落石覆道を作成し重錘落下衝撃実験および3次元動的FEM解析を行った。[*]その結果、実規模のサンドウィッチ覆道に対して、10tfの重錘を30mの高さから自由落下させた場合でも、落下地直下に軽微な損傷を生じたものの、各部材は弾性範囲であった。サンドウィッチ覆道の重錘衝撃力は、従来のRCおよびPC構造の落下覆道と比較して小さくなることから、同一落下高さであれば、より大きな落石に耐え得るものと考えられる。3次元動的FEM解析により、衝撃挙動の推定を行った結果、伝達衝撃力を重錘衝撃力の2倍と評価する事によって、実験値をほぼ推定できる事があきらかとなった。また、実験結果を満足する伝達衝撃力は、従来のRC構造の落石覆道と比較して小さくなることが明らかとなった。 |
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