作成年度 | 1999年度 |
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論文名 | 海岸道路の地域防災ITS技術の開発実験 |
論文名(和訳) | ITS Technology Development for Seaside Roads and Regional Disaster Prevention systems |
論文副題 | |
発表会 | 第15回寒地技術シンポジウム |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1999/11/19 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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防災雪氷研究室 | 加治屋 安彦(KAJIYA Yasuhiko) |
日本工営㈱ | 黒沢 伸好(KUROSAWA Nobuyoshi) |
防災雪氷研究室 | 山際 祐司(YAMAGIWA Yuji) |
防災雪氷研究室 | 廣瀬 哲司(HIROSE Tetsuji) |
日立電子㈱ | 新保 直之(SHINHO Naoyuki) |
抄録 |
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北海道では、釧路沖地震、北海道南西沖地震、北海道東方沖地震、豊浜トンネル岩盤崩落など大規模な災害が道内各地で発生しており、地域の安全に対する関心が以前にも増して高まっている。海岸道路での急崖斜面の落石検知及び道路防災監視システムの開発を目指し共同研究を行ってきた。インターネット技術を利用した2つのシステムを試作し、検証実験を行った。インターネット技術を利用した落石土砂災害監視システムについては、振動検知型ケーブルセンサでの小規模落石検知システムである。落石防止金網・柵にセンサーを設置し小規模落石を想定した落石実験で衝突を検知し、基礎的データを収集する事が出来た。また、検知情報をインターネット等で配信する事も出来た。[*]移動ITVカメラを用いた無線画像伝送実験においては、道路防災監視システムとして、GPSを採用した画像収集・伝送・画像データベース化システムである。実験により、目標とする危険個所の画像収集・伝送について可能であることが確認された。しかし、カメラの自動操作制御と、画質、機能など標準仕様について更に検討する必要がある。 |
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