作成年度 | 1999年度 |
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論文名 | ポーラスコンクリートの環境への適応性に関する研究 |
論文名(和訳) | Adaptability of Porous Concrete to the Environment |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2000/01/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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材料研究室 | ズワギ・アブドゥアラゼク(ZOUAGHI Abderrazak) |
材料研究室 | 熊谷 守晃(KUMAGAI Moriaki) |
抄録 |
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20世紀後半において、都市開発は急速に進展し、コンクリート構造物やアスファルト舗装等の高密度化によって自然環境が大きく影響を受け、コートアイランドおよび雨水流出現象も相まって、植物、生物に多大な被害が生じてきている。そこで、エココンクリートとしてのポーラスコンクリートの環境への適応性を調べる目的で本研究を行った。ポーラスコンクリートを適用する場合、ポーラスコンクリートの必要な強度と耐久性だけを考慮すればよいわけではなく、植物が自由に根付けできる機能が果たせることや生物の生息空間の確保が必要なこと、雨水の流出量を減少化させ、流出量を平滑化させる機能等が得られることが可能となるような配合設計および施工が必要と分かった。また、これらを広範囲に検討した結果を要約すると、ポーラスコンクリートを各種の環境と両立するためには、利用地の条件や周辺の生態系を考慮した上で、ポーラスコンクリートの配合や施工方法を決定する必要がある。 |
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