国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

論文・刊行物検索

詳細情報

発表 固化材処理した粘土質不良土の物理・力学的特徴

作成年度 1999年度
論文名 固化材処理した粘土質不良土の物理・力学的特徴
論文名(和訳)
論文副題 石灰系固化材を添加したパイプライン埋戻し材
発表会
誌名(No./号数)
発表年月日 2000/01/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
農業土木研究室小野寺康浩(ONODERA Yasuhiro)
農業土木研究室宮川   真(MIYAKAWA Makoto)
帯広開発建設部斎藤 勝弘(SAITOH Katsuhiro)
農業土木研究室秀島 好昭(HIDESHIMA Yoshiaki)
農業土木研究室田鹿 秀則(TAJIKA Hidenori)
抄録
含水比や粘性が高く、締固めが困難な粘土質の不良発生土に石灰系固化材を添加し、パイプライン埋戻し材としての物理・力学的特徴等を室内・現地試験により検討した。[*]室内試験の結果、固化材処理土は、未処理の粘性土に比べ租粒化、粘性の低下が生じるなど、物理的性質が改良され扱い易い状態になる。締固めた処理土の変形係数、反力係数は、未処理土よりも向上し、処理土は可とう性パイプラインに用いる埋戻し材として、力学的性質の面でも良好である。現地試験の結果、沖積系の粘性土では固化材添加率10%程度、火山灰質系の粘性土では4%程度の石灰系固化材を添加すれば、締固め作業および所定の締固め度が確保され、掘削溝中においてパイプライン埋戻し材としての施工が可能なことが判明した。また、可とう性パイプのたわみ発生量も小さく、施工後におけるパイプの変形遅れもごく僅かであった。
本文閲覧ご希望の方は、直接、当該学会等にお問い合わせください。
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 AdobeReaderダウンロード
ページの先頭へ

この画面を閉じる

© 2023 Civil Engineering Research Institute for Cold Region, All rights reserved.