作成年度 | 1999年度 |
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論文名 | ヘドニックアプローチによる高規格幹線道路網の便益計測 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2000/01/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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交通研究室 | 下条 晃裕(SHIMOJYO Akihiro) |
交通研究室 | 萬 直樹(YOROZU Naoki) |
交通研究室 | 浅野 基樹(ASANO Motoki) |
抄録 |
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道路事業の整備効果は、走行時間の短縮、交通事故の減少など、道路利用者が直接的に受益する効果から、地域社会の発展といった間接的な効果まで幅広い。従来の費用便益分析は直接的な便益を中心に行われてきたが、本道のような交通量が比較的少ない地域では、道路利用者が直接的に受ける便益が小さく、採択基準に達しない場合もある。しかし、こうした事業においても、生活環境の改善、防災機能の強化、良好な景観の形成など、重視されるべき間接的効果も有しており、昨今これらの評価の重要性が指摘されているところである。[*]本研究は、整備便益は地価に帰着するという考えに基づいたヘドニックアプローチを用い、北海道の高規格幹線道路網全体について便益の計測を試みた。結果、便益額は、暫定2車線フルネットで8兆700億円、同完成4車線では約12兆2500億円と算出された。 |
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