作成年度 | 1999年度 |
---|---|
論文名 | 火山灰フィルターによる耕地流出水のろ過機能試験 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2000/01/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
農業土木研究室 | 秀島 好昭(HIDESHIMA Yoshiaki) |
農業土木研究室 | 中村 和正(NAKAMURA Kazumasa) |
農業土木研究室 | 大野 隆(OONO Takashi) |
抄録 |
---|
北海道東部の軽しょう火山灰土壌地域では、降雨・融雪出水に起因する農地からの流亡土砂が排水路を介して水系へと流入し、下流の水質環境を悪化させる原因となっている。このため、農地と排水路の境界部に、流亡土砂を捕捉できる暗渠排水の整備が計画されている。[*]本試験では、このような暗渠排水の埋戻し部にろ過機能を持たせるため、火山灰を使うことを想定し、火山灰フィルターのろ過機能や経時的な透水性の変化を調査した。その結果、火山灰フィルター通過後の排水の懸濁物濃度の傾向から、フィルター材として用いた火山灰が、十分な機能を持っていることが明らかになった。一方で、フィルター材の目詰まりにより、経時的な浸透能の低下がみられた。表層浅部で懸濁物を捕捉するため、この部分の掻き起こしなどの維持管理作業が必要と判断される。 |
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 |