作成年度 | 1999年度 |
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論文名 | 冬用タイヤ走行が雪氷路面性状に与える影響について |
論文名(和訳) | Effects of Passing Vehicles with Winter Tires on Snowy and Icy Road Surfaces |
論文副題 | |
発表会 | 第6回寒地開発に関する国際シンポジウム(6th International Symposium on Cold Region Development) |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2000/01/31 ~ 2000/02/02 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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構造部 | 高木 秀貴(TAKAGI Hideki) |
交通研究室 | 及川 秀一(OIKAWA Shuichi) |
交通研究室 | 大沼 秀次(ONUMA Hidetsugu) |
抄録 |
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積雪寒冷地域である北海道においては、スパイクタイヤによる粉塵問題の顕在化を契機にスパイクタイヤの使用規制が開始され、以後、現在まで数年経過してきた。この間、粉塵問題が一掃される一方、スタッドレスタイヤによる非常にすべりやすい雪氷路面の多発、及びそれに伴うスリップ事故の急増が社会問題化した。そのため、道路管理者は特に幹線道路において冬期道路管理の高度化に努力してきているが、北海道は多雪地域のため、都市圏を形成する膨木な道路ネットワークについては、その多くが圧雪路面状況を呈している状況であり、非常にすべりやすい雪水路面の発生防止のさらに多方面からの効果的な対策が望まれている。[*]そこで本研究では、当研究所所有の凍結路面室内走行試験機を用いて、冬用タイヤ(スパイクタイヤ・スタッドレスタイヤ)、が雪水路面のすべり性状に与える影響について検討した。その結果、スパイクタイヤは氷板路面および圧雪路面の粗面化に寄与するが、スタッドレスタイヤの場合はわずか数百台の走行で通常の圧雪路面を非常にすべりやすく変化させることが確認された。 |
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