作成年度 | 1999年度 |
---|---|
論文名 | 表土処理土の盛土利用への検討と考察 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第40回 地盤工学会北海道支部技術報告会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2000/02/04 ~ 2000/02/05 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
土質基礎研究室 | 西川 純一(NISHIKAWA Junichi) |
土質基礎研究室 | 渡辺 英(WATANABE Suguru) |
土質基礎研究室 | 藤森 雄三(FUJIMORI Yuuzou) |
抄録 |
---|
表土処理土は(コーン指数)、施工方法(厚さと締固め度)および使用箇所(盛土高、平坦地盤など)などの条件さえ満足すれば、使用できることが明かとなっているが、表土処理土を盛土材料として用いる場合、経年変化からみてみると、表土処理土の強度増加が盛土後初期の段階で増加がほぼ終了し、路体盛土としての安定化を見せている。また、切土作業手順からも、盛土最下部において使用することが妥当である。[*]以上のことから、表土処理土として施工する場合の条件としては、下記の通りとする。[*]1)層厚:1層30㎝で2層までとする。2)盛土高:9m以内とする。[*]3)地盤の傾斜:10%以内とする。4)材料コーン指数3(kgf/m2)以上とする。[*]5)施工箇所:盛土最下部とする。[*]ただし、ここでの検討において、1)すき取り物に含まれる草木類の腐植分解に伴う長期的な沈下、2)すき取り物の圧縮に伴う強度増加、3)盛土全体の長期的な安定性(水平変位)については、今後とも経年変化の観測及び検討を継続する必要があると考えられる。 |
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 |