作成年度 | 1999年度 |
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論文名 | 冬期路面管理における凍結防止剤とすべり止め材の適正利用に関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 平成11年度土木学会北海道支部年次技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2000/02/05 ~ 2000/02/06 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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交通研究室 | 大沼 秀次(ONUMA Hidetsugu) |
交通研究室 | 及川 秀一(OIKAWA Syuichi) |
交通研究室 | 川村 浩二(KAWAMURA Kouji) |
抄録 |
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非常に滑りやすい雪氷路面対策には、雪氷路面に物理的に凸凹が多数存在することで凍結防止剤散布後の効果発現に大きく影響を与えることが判明している。そこで、過去に非常に滑りやすい雪氷路面へ、人為的に物理的凸凹を施した試験として、レーキ装置付き除雪グレーダによる粗面化(縦溝)の効果試験およびタイヤチェーン装着車両の走行によって形成される物理的凸凹の効果試験を行った。これらの試験において、凍結防止剤散布単独では改善が困難な非常に滑りやすい雪氷路面に対し、粗面化施工および粗面化後に凍結防止剤散布を実施することにより、効果に大小の程度差はあるものの、すべり摩擦係数を向上できることが確認できた。しかし、改善効果が大きいタイヤチェーンによる粗面化は、現段階において装着車両の確保および管理上の問題から、現実的な作業は非常に困難である。そこで、凍結防止剤散布単独による改善効果が小さい、非常に滑りやすい雪氷路面対策として、すべり止め材単独および凍結防止剤とすべり止め材の混合物の散布効果を調査した結果について論じている。 |
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