作成年度 | 1999年度 |
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論文名 | 1自由度モデルによる鋼製橋脚の動的応答解析手法に関する検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第56回土木学会北海道支部論文報告集 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2000/02/05 ~ 2000/02/06 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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(株)日本製鋼所 | 奥野 寛人(OKUNO Hiroto) |
室蘭工業大学 | 岸 徳光(KISHI Norimitsu) |
構造研究室 | 三田村 浩(MITAMURA Hiroshi) |
(株)日本製鋼所 | 小枝 日出夫(KOEDA Hideo) |
抄録 |
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本研究では、鋼製柱模型を用いた静的繰り返し載荷実験から得られた履歴曲線に基づいて、実際にバイリニア型の復元カモデルを作成し、これを用いた1自由度モデルによる動的応答解析を行った。この解析結果を繰り返し載荷実験と同一の試験体を用いて行われた正弦波加振実験結果と比較することにより、この動的応答解析法の適用性について検討を行った。特にバイリニアモデルの設定に関しては、その降伏点座標の与え方による応答の相違について着目した。[*]その結果、径厚比が大きい場合には、バイリニアモデルの降伏点を適切に設定することにより、最大荷重までの応答挙動を解析によりほぼ再現可能である。径厚比が小さい場合には、バイリニアモデルによる応答解析結果は最大荷重の変位を過大評価する傾向がある。バイリニアモデルを用いた応答解析により、実験の応答変位波形に見られる偏心性状を再現することは困難である。 |
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