作成年度 | 1999年度 |
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論文名 | 光ファイバーセンサによる模擬岩盤斜面での岩盤性状測定 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第56回土木学会北海道支部論文報告集 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2000/02/05 ~ 2000/02/06 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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(株)構研エンジニアリング | 川瀬 良司(KAWASE Ryoji) |
地質研究室 | 日下部 祐基(KUSAKABE Hiroki) |
構造研究室 | 池田 憲二(IKEDA Kenji) |
構造研究室 | 中井 健司(NAKAI Kenji) |
住友電気工業(株) | 佐藤 浩二(SATO Kouji) |
抄録 |
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本研究では、光ファイバーをセンサとしてひずみを連続的に計測する手法を用いて、広範囲の岩盤のなかから変状を起こしている箇所を抽出する手法に関して検討を行っている。今回は、人工的に岩盤を積んだ模擬斜面を作り、人為的な変状を起こした状態で岩盤斜面のひずみを測定することにより、光ファイバセンサの岩盤斜面での適用性ならびに、センサとして適用可能な光ファイバの選択、設置方法について検討を行った。[*]その結果、岩盤表面に光ファイバを治具で固定し、治具間の平均ひずみを測定することにより、岩盤の変状を歪みの増減で推測する方法について可能性が見いだせた。鋼線を中心とした光ファイバを、専用治具で固定する方法は、これまで採用してきたナイロンおよびテープ芯線を接着剤により固定する方法に比べて施工性がよく、強度的にも良好であることが分かった。光ファイバを敷設す’る場合、あらかじめ張力を与えることにより、圧縮の歪みを測定する事が可能である等が判明した。 |
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