作成年度 | 1999年度 |
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論文名 | 岩盤の風化防止を目的とした吹付けコンクリートのフレッシュ性状 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木学会北海道支部平成11年度年次技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2000/02/05 ~ 2000/02/06 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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材料研究室 | 吉田 行(YOSHIDA Susumu) |
材料研究室 | 山崎 勲(YAMAZAKI Isao) |
材料研究室 | 熊谷 守晃(KUMAGAI Moriaki) |
抄録 |
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吹付けコンクリートは、NATM工法に代表されるトンネルの分野での研究は多くなってきているが、岩盤の風化防止を目的としたものについては、従来あまり研究が行われていない現状にある。また、法面保護工では湿式の場合スランプでの管理は困難であり、モルタルフロー値120程度を目安としている。しかし、現在では吹付けている材料が異なっているため、この評価法を見直す必要があると考える。本研究では、湿式コンクリート吹付けで用いられているコンクリートのフレッシュ性状について検討するとともに、モルタルフロー試験によるコンシステンシー評価の適用性について検討した。[*]その結果、モルタルフロー試験はウェットスクリーニングの影響を受けるため、必ずしも吹付けコンクリートのコンシステンシーを適切に評価できない可能性があること、繊維補強吹付けコンクリートは、リバウンドロス率が大きくなる傾向にあるが、急結剤の使用により改善可能であり、急結剤の使用はモルタルフローが大きい場合でも有効であることなどが明かとなった。 |
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