作成年度 | 1999年度 |
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論文名 | 北海道における損失項を含む総合化貯留関数法 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木学会 北海道支部 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2000/02/06 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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河川研究室 | 井出 康郎(IDE Yasurou) |
(財)北海道河川防災研究センター | 星 清(HOSHI Kiyoshi) |
河川研究室 | 佐々木 靖博(SASAKI Yasuhiro) |
抄録 |
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洪水流出解析を行う際に、貯留関数法が次の理由により広く用いられている。[*](a)集中定数系モデルであり、流出現象の非線形性を比較的単純な構造式で表現できる。[*](b)洪水逐次予測(Operational Forecast)に要求される計算の簡便さと迅速さを兼ね備えている。[*]しかしながら、貯留関数法による多くの洪水流出解析では、流出率などによって算定された有効雨量を用いている。一般的に、流出率を洪水期間中、リアルタイムに求めることは非常に困難である。したがって、逐次予測という観点から、洪水流出解析を行う際には、観測雨量と観測流量を直接取り込むことができるモデルがあれば、より実用的であると考えられる。[*]最近、「損失」という考えを取り入れ、観測雨量を直接入力する流出計算モデルが数多く発表されている。本報告においても、損失項を含む貯留関数モデルを北海道内の既往洪水資料に適用して、モデル定数の最適化を行い、貯留関数法の総合化を図った。 |
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