作成年度 | 1999年度 |
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論文名 | 自動車塗膜に及ぼす凍結防止剤の影響評価 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第43回北海道開発局技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2000/02/15 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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交通研究室 | 及川 秀一(OIKAWA Syuichi) |
交通研究室 | 川村 浩二(KAWAMURA Kouji) |
交通研究室 | 大沼 秀次(ONUMA Hidetsugu) |
抄録 |
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積雪寒冷地における冬期の凍結防止剤の散布は、スパイクタイヤ規制以降の路面管理手法の一つとして実施されている。北海道開発局では散布車の増強とともにその散布量も増加する傾向にあり、その二次的影響として、植生等の自然環境に対する影響や、橋梁等のコンクリート構造物や鋼構造物に対する影響、走行車両への影響が懸念されている。中でも、路面に散布された凍結防止剤が自動車の塗膜に付着した場合の調査事例は未だ少ないのが現状である。そこで、著者らは、現在使用されている数種の凍結防止剤を用いて、実際の車両に施されている塗装塗膜に対する影響を試験した。[*]その結果、数種の凍結防止剤に関しては、塗膜に光沢・色差の変化が見られたが、通常の洗浄によって元の状態まで回復したこと等から、現道における凍結防止剤の使用は、自動車塗膜に対して影響を与えないとの見解に達した。 |
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