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発表 果樹園地帯における土地利用と、土壌理化学性および圃場の作業性との関係

作成年度 1999年度
論文名 果樹園地帯における土地利用と、土壌理化学性および圃場の作業性との関係
論文名(和訳)
論文副題 仁木町を解析対象地域として
発表会 第43回(平成11年度)北海道開発局技術研究発表会
誌名(No./号数)
発表年月日 2000/02/15 ~ 2000/02/17
所属研究室/機関名 著者名(英名)
土壌保全研究室横濱 充宏(YOKOHAMA Mitsuhiro)
抄録
北海道の代表的な果樹園地帯である仁木町を解析対象地域として、土地利用と土壌化学性および圃場の作業性との関係を解析した。[*]土壌化学性の解析の結果、耕地の土壌化学性は農家の施肥管理の影響を強く受けており、土地評価等で土壌肥沃度の評価を行う場合、従来の各土壌区が同一性状であるとの前提に基づいた評価手法では不十分であり、圃場一筆毎に調査して評価する必要があった。[*]土地利用と圃場の作業性との関係を解析した結果、耕作放棄に及ぼす圃場の作業条件の影響は、大きく分けて、通作距離や農道の整備状況など、住居から圃場への長距離移動に関連する因子と耕作道の接続状況や川との接触による圃場の孤立や不整形など、圃場内の作業性や作業中の狭い範囲での移動に関連する因子の2つに分けて考えることができ、平地および台地では後者の、丘陵地では前者の影響が大きいことが明らかとなった。[*]今後は、基盤整備状況や社会経済性の観点から土地利用の変動要因を解明することが課題となろう。
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