作成年度 | 1999年度 |
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論文名 | 環境共生型の港湾・漁港構造物の研究開発(Ⅴ) |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 開発局技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2000/02/16 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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水産土木研究室 | 福田 光男(FUKUDA Mitsuo) |
抄録 |
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港湾・漁港構造物が周辺生物に及ぼす影響について評価することが求められつつある。港湾・漁港の計画段階で、より効果的な環境共生機能の付加箇所を提案することを目的に、北海道の代表約な水産生物である、岩礁域の「ホソメコンブ」と砂浜域の「ホッキガイ」を対象として、沿岸域における構造物の建設がこれら周辺生物の分布に及ぼす影響について、その予測手法の開発した。ホソメコンブを対象とした「藻場現存量モデル」は、環境要因として波浪・流況・栄養塩濃度・光量と生物要因として先枯れ・個体流失・ウニの摂餌量を取入ることにより、現状再現と防波堤を計画した場合の生育状況の予測が可能となった。ホッキガイ稚貝を対象とした「ホッキガイ現存量モデル」は、貝の成長と環境要因として波浪・流況ならびに底質に起因する移動・減耗を取入ることにより、防波堤による物理環境の変化がホッキガイ稚貝の現存量に及ぼす影響評価が可能となった。 |
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