作成年度 | 1999年度 |
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論文名 | 積雪寒冷地における排水性舗装の機能低下に関する調査 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第12回 雪と道路の研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2000/02/17 ~ 2000/02/18 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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開発土木研究所維持管理研究室 | 早坂 保則(HAYASAKA Yasunori) |
抄録 |
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北海道の国道では平成4年度から排水性舗装に取り組み、平成10年度までに44,000m2の実績がある。しかし、供用後の機能低下が著しく、半年から1年後には排水機能、騒音低減機能が損なわれる傾向が強い。北海道の排水性舗装は冬期間(約4ヶ月間)に空隙が雪氷で埋められた状態が続くことから、他の地域に比べ過酷な環境下にあるといえる。このような積雪寒冷な気候やタイヤチェーンなどの使用が機能低下の要因と考えられる。本文では冬期間に排水性舗装が受ける影響の検証とその対策について、室内試験で確認した結果を報告する。北海道の排水性舗装は一冬経過した時点で骨材表面のアスファルトモルタルがはく離し、骨材が露出する。はく離したアスファルトモルタルが空隙に押し込められ、機能の低下を招いていると考えられる。そこで、平成10年度はアスファルトモルタルのはく離抵抗を大きくすることを目的に空隙率の低減と繊維の添加を行い、積雪寒冷地に適した配合設計の検討を行った。また、排水性舗装が受ける影響として次の3ケースを想定し、室内試験で検証した。 |
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