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発表 冬期道路の安全走行支援システムに関する研究

作成年度 1999年度
論文名 冬期道路の安全走行支援システムに関する研究
論文名(和訳)
論文副題
発表会 第12回 雪と道路の研究発表会
誌名(No./号数)
発表年月日 2000/02/18
所属研究室/機関名 著者名(英名)
防災雪氷研究室廣瀬 哲司(HIROSE Tetsuji)
防災雪氷研究室加治屋 安彦(KAJIYA Yasuhiko)
防災雪氷研究室金子 学(KANEKO Manabu)
抄録
北海道の冬期道路は、滑りやすい雪氷路面や吹雪等による視程障害のため非常に厳しい運転環境にある。このため、吹雪や雪煙により十分な視界が得られない条件下を想定し、ミリ波レーダにより前方道路上の停止車両や障害物を検知し、道路情報板や自発光視線誘導標により後続車両に危険警告を行うシステムの開発を行っている。このため、ユーザーニーズ調査の結果に基づく冬期道路の安全走行支援システムの構成検討と試作システムの冬期における検証実験を行った。[*]ニーズ調査によって、冬道では多くのドライバーがヒヤリ体験や負担感を感じており、ヒヤリ体験は、交差点付近と平坦路が多い。また、高齢ドライバーは、トンネル周辺が多いことが分かった。これによって試作した平坦路用の安全走行支援システムのフィールド実験では、検知車両900件中893件が正しく検知でき良好な結果となった。また、ミリ波レーダ、赤外線カメラ、可視カメラを組み合わせた複合センサ実験では、吹雪環境下でも200mの距離の車両を検知し、周辺反射等による誤検知を効果的に除去する事が出来た。
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