作成年度 | 2000年度 |
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論文名 | 暗渠疎水材として用いた貝殻の耐久性と暗渠水質 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 日本土壌肥料学会2000年東京大会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2000/04/02 ~ 2000/04/04 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土壌保全研究室 | 宍戸 信貞(SHISHIDO Nobusada) |
土壌保全研究室 | 石渡 輝夫(ISHIWATA Teruo) |
稚内開発建設部 | 館山 秀樹(TATEYAMA Hideki) |
抄録 |
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泥炭地の草地で、ササを被覆材として用いた慣行的な暗渠排水(慣行区)と、地域の産業廃棄物であるホタテ貝殻を疎水材とした暗渠排水(貝殻区)2区を設け、暗渠管からの排水の水質を3年間にわたって調べた。また、重量を計測したホタテ貝殻を貝殻疎水材の中に埋め戻すとともに、附帯明渠の水中にも浸し、2年後に取り出し、貝殻の重量変化等を調査した。[*]貝殻区の排水は慣行区に比べ、pHやBCあるいはCa濃度が高く、貝殻の溶出を示したが、重量の減少は2年間で1~2%であり、貝殻の疎水材として耐久性はかなり長いものと推定された。一方、附帯明渠に水没させた貝殻の重量減少は、平均で30%弱で、通年的に水漬されるような条件での貝殻の耐久性は短いものと考えられた。明渠排水中の鉄濃度は、貝殻区で慣行区よりも低く、疎水材貝殻区は鉄堆泥の防止効果が期待された。 |
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