作成年度 | 2000年度 |
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論文名 | 畑地に隣接する排水路の浮流土砂の検討(2) |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 水文・水資源学会2000年度研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2000/08/06 ~ 2000/08/08 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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農業土木研究室 | 中村 和正(NAKAMURA Kazumasa) |
農業土木研究室 | 大野 隆(OONO Takashi) |
日本工営㈱ | 渡辺 慎吾(WATANABE Shingo) |
日本工営㈱ | 小野寺 勝(ONODERA Masaru) |
農業土木研究室 | 秀島 好昭(HIDESHIMA Yoshiaki) |
抄録 |
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北海道東部の網走川流域では、表層地質が軽しょう火山灰で広く覆われていることから、降雨・融雪出水時に農地の土壌侵食が生じやすい。そのため排水路への土砂流入防止対策工の計画・設計に必要な土砂流出現象の解明に取り組んでいる。この報告では、網走川水系で農耕地を流域とする3本の小河川での1999年の融雪期の流量・濁度および懸濁物質量などを検討した。中間流と表面流からなる斜面流と河道流をKinematic wave法により解析したところ、融雪出水時はパラメータの表層厚さを薄くする必要があることや、流出率(有効降雨)を大きくする必要があることなど、寒冷地特有の現象が明らかになった。また、同程度の流量に対する浮流土砂量を比べると、降雨期よりも融雪期の方が大きい傾向がみられた。 |
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