作成年度 | 2000年度 |
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論文名 | ミリ波レーダ技術に基づく冬期道路の安全走行支援システム |
論文名(和訳) | Millimeter Wave Radar Technology-based Intelligent Winter Highway Systems |
論文副題 | |
発表会 | TRB除雪と雪氷対策に関する国際シンポジウム |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2000/09/05 ~ 2000/09/08 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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防災雪氷研究室 | 松澤 勝(MATSUZAWA Masaru) |
防災雪氷研究室 | 加治屋安彦(KAJIYA Yasuhiko) |
防災雪氷研究室 | 金子 学(KANEKO Manabu) |
道路部長 | 小長井宣生(KONAGAI Nobuo) |
抄録 |
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北海道の冬期道路では、雪氷路面や視界不良等によって、事故が多く発生しており、特に吹雪による視程障害の下では、多重衝突事故の発生の恐れが高い。このため、従来各種の防雪対策が行われてきたが、更に効果的な新たな対策手法の構築が望まれている。こうしたことから、筆者らは、吹雪による視界不良の場合でも、道路上の障害物を効果的に検知できるミリ波レーダ技術に着目し、安全走行支援システムの試作と、冬期における検証実験を行った。[*]その結果、ミリ波レーダは冬期の視界不良時において十分な検知性能を有しており、またより高い検知精度が要求される場合には、赤外線カメラとの統合処理が有効であることがわかった。また、障害物検知情報を、いかに効果的に後続車に知らせるかが課題となるため、危険警告機能を有するデリニュータのユーザ受容性について、ビデオやCGを用いたモニター試験や実車運転挙動実験により調査した。 |
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