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発表 せん断余裕度を変化させた各種大型PRC桁の静的耐荷性状

作成年度 2000年度
論文名 せん断余裕度を変化させた各種大型PRC桁の静的耐荷性状
論文名(和訳)
論文副題
発表会 土木学会北海道支部 年次講演会
誌名(No./号数)
発表年月日 2001/02/03 ~ 2001/02/04
所属研究室/機関名 著者名(英名)
構造研究室今野 久志(KONNO Hisashi)
ドーピー建設工業㈱竹本 伸一
室蘭工業大学岸 徳光(KISHI Norimitsu)
構造研究室池田 憲二(IKEDA Kenji)
抄録
本研究では、高耐荷力およびエネルギー吸収性能に優れたPC覆工用部材を開発することを目的として、せん断余裕度、PC鋼材の緊張率や下線鋼材の種類をパラメータに取った大型PRC桁の静的載荷実験を実施した。その結果、1)せん断余裕度を1.22から1.51に向上させた場合には最大荷重や最大変位を10%程度増加させることが可能であり、エネルギー吸収量については30%以上増加する。2)せん断余裕度を現行設計と同程度としPC鋼材の緊張率を0.5とした場合には、最大荷重はほぼ同程度となるが、最大変位を50%以上増加させることができ、エネルギー吸収量を60%程度増加させることが可能である。3)下縁異形鉄筋を高強度総ネジPC鋼棒とする場合には、最大荷重を50%程度増加させるとともに、エネルギー吸収量も60%程度増加させることができる、等が明らかとなった。
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