作成年度 | 2000年度 |
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論文名 | 泥炭の盛土材についての検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 地盤工学会北海道支部技術報告会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2001/02/06 ~ 2001/02/07 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土質基礎研究室 | 山澤 文雄(YAMASAWA Fumio) |
土質基礎研究室 | 佐藤 厚子(SATO Atsuko) |
土質基礎研究室 | 西川 純一(NISHIKAWA Jun’ichi) |
抄録 |
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北海道には、平野部面積の約6%に相当する約2000km2こおよぶ泥炭地が分布している。典型的な泥炭性軟弱地盤では、泥炭層は3~5mの厚さに堆積していることが多い。[*]このため、掘削等を伴う工事の際には大量の残土が発生する。泥炭はそのままの状態ではトラフイカビリティを確保できず、また仮に盛土施工ができたとしても多量の腐食物を含んでいることから、完成後の沈下をさけることはできない。したがって、泥炭は盛土材料として使用してはならない材料であり、これまで現地で発生した泥炭は捨土処分されてきた。泥炭を発生箇所付近で盛土材料、埋め戻し材料などへ利用できれば土を購入する必要がなくなるとともに、残土処理費の軽減をはかることができる。[*]本研究は、現場で発生した泥炭を盛土材料として有効利用するために、泥炭の含水比を低下させて利用する方法、含水比を低下させたものに固化材を添加し利用する方法、また、石炭灰を泥炭と混合し、含水比を低下させ、さらに固化材を添加することにより、この混合土を盛土材料として利用する方法について室内試験を行い、それらの適用の可能性について検討したものである。 |
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