作成年度 | 2000年度 |
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論文名 | 暗渠排水の機能向上方策の解析 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 堆泥掃流条件と疎水材の評価 |
発表会 | 北海道開発局技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2001/02/20 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土壌保全研究室 | 宍戸 信貞(SISIDO Nobusada) |
土壌保全研究室 | 石田 哲也(ISIDA Tetsuya) |
土壌保全研究室 | 小野 学(ONO Manabu) |
抄録 |
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暗渠排水に関して、①疎水材として利用された貝殻の排水効果と耐久性、②疎水材暗渠及び有材心破でのタンクモデルのパラメータ係数による排水特性の評価、③暗渠管内の堆泥除去技術としての掃流の室内試験、の3課題を取り上げた。①では貝殻区での排水溝化は慣行区よりも高く、貝殻躯排水のpH、ECおよびCa濃度は貫行区よりも高く、貝殻の溶出を示したことや、貝殻の強度は低下したものの重量は殆ど減少せず、かなりの耐久性が期待できた。②では有材暗渠と有材心破の併用は降雨に対して鋭敏な排水が生じることや有材心破は排水量を増加することで慣行暗渠より優れていることが示された。③では、同一流量においても堆泥の種類や状態及び勾配により掃流の度合いは大きく異なることが示され、特に還元状態にある土壌の堆泥は酸化状態にある同一の堆泥よりも掃流されにくいことが示された。 |
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