国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 流域の平均標高が気候変動による融雪の早期化に与える影響

作成年度 2013年度
論文名 流域の平均標高が気候変動による融雪の早期化に与える影響
論文名(和訳)
論文副題
発表会
誌名(No./号数) 寒地土木研究所月報 第730号
発表年月日 2014/03/10
所属研究室/機関名 著者名(英名)
水利基盤チーム中村 和正(NAKAMURA Kazumasa)
水利基盤チーム伊藤 暢男(ITOU Nobuo)
北海道開発局網走開発建設部土地改良情報対策官付(前水利基盤チーム主任研究員)須藤 勇二(SUTO Yuji)
抄録
北海道のような積雪寒冷地の水田灌漑では、融雪流出水が灌漑用水の重要な水資源である。将来、 気候が温暖化すれば、融雪時期の早期化によって灌漑システムの水収支が変化する。温暖化による融 雪流出の変化の現れ方は、流域の標高によって異なると考えられる。本研究では、9種類の気候モデ ルによる気温・降水量予測値を用いて、温暖化による融雪流出の変化に対する流域標高の影響を検討 した。その結果、流域の平均標高が低いほど融雪の早期化が大きいと予測された。また、水源河川に おける融雪期、灌漑期の総流入量の減少が生じることも予測された。
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