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発表 海水遡上河川に5年間暴露した高炉スラグ微粉末を用いたコンクリートの耐久性

作成年度 2014年度
論文名 海水遡上河川に5年間暴露した高炉スラグ微粉末を用いたコンクリートの耐久性
論文名(和訳)
論文副題
発表会 平成26年度土木学会全国大会第69回年次学術講演会
誌名(No./号数)
発表年月日 2014/09/10 ~ 2014/09/12
所属研究室/機関名 著者名(英名)
耐寒材料チーム吉田 行(YOSHIDA Susumu)
寒地技術推進室道北支所渡邊 尚宏(WATANABE Masahiro)
耐寒材料チーム島多 昭典(SHIMATA Akinori)
日本サミコン佐竹 比呂志(SATAKE Hiroshi)
抄録
積雪寒冷地におけるコンクリート構造物の耐久性向上対策の一つとして,混和材の利用によるコンクリート自体の耐久性向上効果を検証するため,比表面積6000cm2/gクラスの高炉スラグ微粉末をセメント内割で60%使用した試験体を作製し,海水が遡上する河川の護岸堤に暴露した.暴露後5年経過時点で圧縮強度や耐久性について評価した結果,高炉スラグ微粉末を用いた試験体は,早強セメントのみの一般品に比べてスケーリング等の表面上の劣化が少なく,塩化物イオンの浸透が低いことが確認され,耐久性向上対策として有効であることが示された.
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