国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 積雪寒冷地における中温化舗装技術の適用方法に関する検討

作成年度 2014年度
論文名 積雪寒冷地における中温化舗装技術の適用方法に関する検討
論文名(和訳)
論文副題
発表会
誌名(No./号数) 寒地土木研究所月報 第731号
発表年月日 2014/04/20
所属研究室/機関名 著者名(英名)
寒地道路保全チーム安倍 隆二(ABE Ryuuji)
北海道開発局函館開発建設部今金河川事務所美利河ダム管理支所開発専門職(前 寒地道路保全チーム)三田村 宏二(MITAMURA Koji)
北海道開発局札幌開発建設部札幌道路事務所所長(前 寒地道路保全チーム)熊谷 政行(KUMAGAI Masayuki)
抄録
中温化舗装技術は、加熱アスファルト混合物の製造温度を30℃程度低減し、CO2排出量の削減効果が期待される舗装技術である。しかしながら、積雪寒冷地である北海道では、中温化舗装技術による舗装工事のCO2排出量の削減効果は明確ではなく、品質管理手法や施工時の温度管理手法等についても確立されていない。「積雪寒冷地における舗装技術検討委員会」(北海道開発局が主催)において、中温化舗装の試験施工を行い、中温化舗装技術の通常期(外気温が5℃より高い気象条件)および寒冷期(外気温が5℃以下の気象条件)への適用方法を検討した。その結果、通常期ではCO2削減を目的として通常混合物の混合温度と比較し30℃低減した使用法、寒冷期では中温化舗装の施工可能な温度範囲が低温側に広く低温下でも施工可能である品質低下防止効果の特長を利用し、温度低減は行わない使用方法が提案されたので、その内容を報告するものである。
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