作成年度 | 2014年度 |
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論文名 | ダム上流域で発生した河氷の集中流下による取水障害要因の検証 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 寒地土木研究所月報 第731号 |
発表年月日 | 2014/04/20 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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北海道開発局留萌開発建設部部長(前 寒地河川チーム) | 伊藤 丹(ITOU Akashi) |
北見工業大学社会環境工学科助教 | 吉川 泰弘(YOSHIKAWA Yasuhiro) |
寒地河川チーム | 黒田 保孝(KURODA Yasutaka) |
北海道開発局札幌開発建設部岩見沢河川事務所係長 | 村瀬 竜也(MURASE Tatsuya) |
抄録 |
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雪解けと雨の影響により流入量が急激に増加し、ダムの取水口が河氷の集中流下に伴い閉塞し、取水障害を起こした事例が発生した。本研究では、このような取水障害を未然に防ぎ、冬季のダムの安全な維持管理に役立てるためこの現象の要因を分析した。この現象の直後に現地調査を行った結果、取水口上流域(以下、上流域)において解氷している状況が確認された。なお、この現象が発生する以前の上流域は結氷していたことから、上流域から河氷が集中流下したことが確認された。また、気温・積雪深の気象データと河道測量データを分析した結果、これら気象特性と河道特性が相互に作用したことで河氷の集中流下が発生したことが推察された。さらに、気温データを用いて、氷板の形成から融解までの過程を考慮した氷板厚の変動計算を行い、氷板厚の減少と氷の集中流下の関係について検討した。 |
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