作成年度 | 2014年度 |
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論文名 | 敷砂緩衝材の緩衝特性に関する大型衝撃載荷実験 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 寒地土木研究所月報 第735号 |
発表年月日 | 2014/08/10 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地構造チーム | 山口 悟(YAMAGUCHI Satoru) |
寒地構造チーム | 西 弘明(NISHI Hiroaki) |
寒地構造チーム | 今野 久志(KONNNO Hisashi) |
釧路工業高等専門学校校長 | 岸 徳光(KISHI Norimitsu) |
抄録 |
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本研究では、敷砂緩衝材を介してロックシェッド頂版に入力される伝達衝撃力の材料構成構則モデルの設定手法を構築するための基礎的研究として、敷砂緩衝材の厚さをパラメータとして大型重錘落下衝撃実験を実施した。その際、敷砂緩衝材内を伝播する伝達衝撃力を測定するために大型緩衝材実験装置を製作すると共に、ハイスピードカメラを用いて重錘の挙動を計測した。敷砂緩衝材の厚さが90cm 未満の敷砂緩衝材の緩衝性能を把握するために実施した大型重錘落下衝撃実験の結果、本研究では以下のことが得られた。1)敷砂厚が30cm と薄い場合における重錘衝撃力および伝達衝撃力はほぼ類似の応答波形性状を示し、これらの最大衝撃力は互いにほぼ等しい。2)敷砂緩衝材が厚い場合には、最大重錘衝撃力に比べて最大伝達衝撃力の方が大きくなる。3)より厳しい落石条件下に対しても精度の高い最大衝撃力の算定するためには、振動便覧式におけるラーメの定数や割り増し係数の適切な算出方法を構築する必要がある。 |
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