作成年度 | 2014年度 |
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論文名 | 連続繊維シート接着による橋脚耐震補強工の変状調査 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 寒地土木研究所月報 第736号 |
発表年月日 | 2014/09/10 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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耐寒材料チーム | 野々村 佳哲(NONOMURA Yoshinori) |
耐寒材料チーム | 内藤 勲(NAITOU Isao) |
耐寒材料チーム | 島多 昭典(SHIMATA Akinori) |
寒地技術推進室 | 川村 浩二(KAWAMURA Kouji) |
北海道開発局釧路開発建設部根室道路事務所第2計画係長(前 寒地技術推進室道北支所) | 村中 智幸(MURANAKA Tomoyuki) |
寒地技術推進室道東支所 | 渡辺 淳(WATANABE Jun) |
抄録 |
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道路橋橋脚の耐震補強工として広く普及している連続繊維シート接着工法において、浮き、ひび割れなどの発生が確認されている。これらの変状の実態を把握し、原因を解明するため、北海道内における連続繊維シート接着工法の施工箇所15橋梁29橋脚を対象に目視、打音、赤外線サーモグラフィにより変状の有無を調査し、その経年変化を観察した。その結果、連続繊維シート接着工法の変状としては浮きが最も多いこと、変状が発生している主な箇所は繊維シートの上に被覆された補強効果に直接影響しない保護モルタルであること、保護モルタルの浮きは収縮などによるひび割れに起因して発生し、外部からの水分の影響を受けて経年で拡大する傾向があること、このような浮きの発生を防ぐために接着プライマーの使用や保護モルタルの養生期間を十分に確保することが有効であることを確認した。 |
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