作成年度 | 2014年度 |
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論文名 | 変質安山岩の経年劣化と鉱物学的特徴に関する考察 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第43回岩盤力学に関するシンポジウム |
誌名(No./号数) | 第43回岩盤力学に関するシンポジウム論文集 |
発表年月日 | 2015/01/08 ~ 2014/01/09 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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防災地質チーム | 岡崎 健治(OKAZAKI Kennji) |
(株)フジタ | 丹羽 廣海(NIWA Hiroumi) |
(株)フジタ | 村山 秀幸(MURAYAMA Hideyuki) |
地質研究監 | 伊東 佳彦(ITO Yoshihiko) |
抄録 |
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支保構造の完成後に盤ぶくれが発生し,縫い返しを実施したトンネルにおいて,その施工記録や地質調査結果をもとに,変状発生に関する地質状況と鉱物学的特徴を分析した.トンネルの主な地質は,熱水変質作用を受けた自破砕部を含むデイサイト,安山岩溶岩および火砕岩からなる.調査の結果,変状の発生区間では,比較的硬質な岩石であっても,時間の経過に応じて劣化や膨張が進行した.コアの経年観察の結果,比較的早期にコアを再観察することで,中長期的に劣化する範囲を特定できる場合のあることが示唆された.また,鉱物学的試験の結果,岩石の劣化や膨張の予測においては,従来の膨張性の判定とあわせて,岩石に含まれる鉱物の組み合わせを加味することが有効になる場合のあることが示唆された. |
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