作成年度 | 2014年度 |
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論文名 | 泥炭地盤上盛土の耐震対策に関する遠心力模型実験 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第11回地盤改良シンポジウム |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2014/11/06 ~ 2014/11/07 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地地盤チーム | 山木 正彦(YAMAKI Masahiko) |
寒地地盤チーム | 山梨 高裕(YAMANASHI Takahiro) |
寒地地盤チーム | 林 宏親(HAYASHI Hirochika) |
寒地地盤チーム | 橋本 聖(HASHIMOTO Hijiri) |
抄録 |
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寒冷地に広く分布する泥炭地盤は、高有機質で特異な工学的性質を有する極めて軟弱な地盤である。北海道においても、泥炭地盤上に構築された盛土が自重により沈下し、地下水位以下となり飽和した盛土底部が、大規模地震を受けて液状化することで、盛土の地震被害を拡大させていることが報告されている。泥炭地盤上には既に相当な延長の盛土が構築されており、今後も大規模地震の発生が予想される中、経済性や施工性などを踏まえた合理的な耐震補強法の確立が必要である。 既往の研究において筆者らは、盛土内水位一定条件のもと、一連の動的遠心模型実験を実施してきた。本研究では、盛土内水位に着目し、盛土内水位の高低が地震動による盛土の変状に及ぼす影響を動的遠心力模型実験により定量的に調べた。その結果、盛土内水位が高くなると地震による盛土の側方変位が顕著になること、盛土のり尻の部分改良としてふとん籠を設置することでその変位を抑制可能であることが確認された。併せて盛土全体の締固め度を高めた実験を行い、盛土の締固め度を向上させることで、盛土内水位が比較的高い場合でも地震による盛土の沈下や側方変位が抑制されることが確認された。 |
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