作成年度 | 2014年度 |
---|---|
論文名 | 固化材の反応熱を利用した寒冷地域での地盤改良の試み |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 地盤改良シンポジウム |
誌名(No./号数) | 地盤改良シンポジウム論文集 |
発表年月日 | 2014/11/06 ~ 2014/11/07 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
寒地地盤チーム | 佐藤 厚子(SATOU Atsuko) |
寒地地盤チーム | 山梨 高裕(YAMANASHI Takahiro) |
北見工業大学名誉教授 | 鈴木 輝之(SUZUKI Teruyuki) |
北海道科学大学 | 川端伸一郎(KAWABATA Sinichiro) |
抄録 |
---|
盛土工事を行う際、必要な強度がない場合や盛土の安定が確保できない場合に、セメントや石灰などの固化材により改良する方法がある。北海道のような寒冷地では、施工時期により養生温度がマイナスとなることがあり、この条件が発現強度に与える影響を調べてきた。この調査より、室内における小さな供試体の実験では、マイナス条件で固化材を混合すると、その後の養生温度にかかわらず、ほとんど強度発現しないことを確認した。しかし、実際の施工においては、土砂と固化材とを混合すると発熱すること、盛土体がある程度の大きさであることから、材料が完全に凍結しないことなど室内実験とは、条件が異なると考えられる。そこで、実物大の盛土を試験的に施工し、固化材により改良した盛土の温度を測定した。その結果、固化材を混合することにより盛土の温度が高くなり、盛土の凍結を抑制できることがわかった。これにより、マイナス条件で固化材による改良が可能性となりうる。 |
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 |