作成年度 | 2014年度 |
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論文名 | 立体網状スパイラル構造の排水材を応用した耐凍上性を有する小段排水溝の開発 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第29回ジオシンセティックスシンポジウム |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2014/12/03 ~ 2014/12/04 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地地盤チーム | 安達 隆征(ADACHI Takayuki) |
北見工業大学 | 中村大(NAKAMURA DAI) |
北見工業大学 | 川口貴之(KAWAGUCHI TAKAYUKI) |
北見工業大学 | 山下聡(YAMASHITA SATOSHI) |
北見工業大学 | 川尻峻三(KAWAGIRI SHUNZOU) |
寒地地盤チーム | 山梨高裕(YAMANASHI TAKAHIRO) |
寒地地盤チーム | 佐藤厚子(SATOU ATSUKO) |
抄録 |
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寒冷地の切土のり面に設置された小段排水溝では,古くから凍上被害が報告されている.これまでの研究でも様々な対策が検討されてきたが,今後広く普及することが期待できる決定的な凍上対策工法は現時点では存在していない.そこで,本研究ではポリプロピレン製で高強度と柔軟性を併せ持つ立体網状スパイラル構造の排水材を用いて,小段排水溝を作製することを試みた.この小段排水溝を実際に試験施工し,地中温度や排水溝の変位といった様々な項目の計測を2年間実施した.その結果,本研究で開発した小段排水溝は,地盤の凍上・融解沈下挙動に追従して変形することができ,凍上によって損傷しないことが確認された.また,簡易通水性能試験を実施し,2年経過後においても排水材が通水性能を保持していることを確認した. |
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