作成年度 | 2014年度 |
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論文名 | 岩床粗度と砂礫被覆に関する実験的研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第17回応用力学シンポジウム |
誌名(No./号数) | 土木学会論文集A2特集号 |
発表年月日 | 2015/02/01 ~ 2014/12/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地河川チーム | 井上 卓也(INOUE Takuya) |
北海道大学 | 松元 一馬(MATSUMOTO Kazuma) |
北海道大学 | 清水 康行(SHIMIZU Yasuyuki) |
北海道大学 | 泉 典洋(IZUMI Norihiro) |
イリノイ大学 | Gary Parker(Gary Parker) |
北海道開発局 | 伊藤 丹(ITO Akashi) |
抄録 |
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岩床河川の地形変化を把握する上で,岩床上の砂礫被覆面積の正確に予測することは必要不可欠である.最も簡易的なモデルにおいて,砂礫被覆の面積割合は給砂量と飽和流砂量の比に線形的に依存すると考えられている.しかし,自然岩床河川の粗度は様々であり,これが被覆率に大きな影響を与える可能性が高い.そこで,本研究では,給砂量・岩床粗度・被覆割合の関係について,実験的に分析を行った.実験の結果,岩床粗度が大きいほど被覆割合も大きくなった.また,岩床粗度が砂礫床粗度(粒径程度)より粗い場合,被覆率は給砂量-飽和流砂量比に比例するが,その逆の場合,給砂量が飽和流砂量を超えるまで殆ど被覆は起こらず,超えた途端に急激に完全な砂礫床へ遷移することが明らかとなった. |
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