作成年度 | 2014年度 |
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論文名 | コンポジットパイル工法による既設杭基礎の耐震補強技術 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木学会北海道支部 平成26年度 年次技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2015/01/31 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地地盤チーム | 冨澤 幸一(TOMISAWA Kouichi) |
寒地地盤チーム | 山梨 高裕(YAMANASHI Takahiro) |
北海道大学名誉教授 | 三浦 清一(MIURA Seiichi) |
抄録 |
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本論では, コンポジットパイル工法の特に動的力学挙動に注目し, 大規模地震動に対する軟弱地盤および液状化地盤中の既設杭の耐震補強効果すなわち同工法の工学的有用性を代表的な大型振動台による加振実験により検証した。本代表成果として示した軟弱地盤である泥炭性軟弱地盤におけるプレート境界型レベル2地震動(タイプI Max692gal 240sec)の組杭加振実験の結果, コンポジットパイル工法の地震動に対して既設杭の最大応答変位および杭ひずみは半減し, 抑制効果が検証された。同様に, 本代表成果として示した液状化地盤における大規模地震動(最大500gal sin波)の組杭加振実験の結果, コンポジットパイル工法の最大応答変位および杭ひずみは未対策地盤に対して約1/4に低減し, フーチング下の中空部の過剰間隙水圧の上昇は抑制され, 液状化地盤でも本工法の有用性が概ね確認された。 |
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