| 作成年度 | 1969年度 |
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| 論文名 | 固化処理した火山灰質細粒土の補強土壁背面盛土への施工例 |
| 論文名(和訳) | |
| 論文副題 | |
| 発表会 | 月刊「基礎工」平成26年12月号(VOL.42.NO.12,通巻497号) |
| 誌名(No./号数) | |
| 発表年月日 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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| 寒地地盤チーム | 佐藤 厚子(SATOU Atsuko) |
| 抄録 |
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| 用地確保が困難な盛土施工箇所では、土留め擁壁と比較して、施工が容易、基礎地盤処理が簡易などの理由により補強土壁工法が採用されることが多い。補強土壁は、土中に敷設する補強材と土との摩擦効果を期待するものであるため、補強土壁背面に用いる盛土材料は、せん断抵抗が大きく、締め固めが容易で圧縮性が小さいことが適しているとされている。一方、資源の有効利用の観点からは、現地で発生した材料が不良な場合であっても改良して使用することが求められる。北海道は、積雪寒冷地であることから施工期間が限られ、曝気乾燥の適用が困難である。このため、改良の方法として、セメントや生石灰などの固化材による改良を実施することが多い。しかし、固化材により改良した材料は、粘着力を有するものの内部摩擦角を有しない材料であるため、必ずしも補強土壁背面盛土材として適しているとはいい難い。 そこで、不良な火山灰質細粒土に固化材を混合した後、破砕して固化破砕土とすることにより、ジオテキスタイルによる補強土壁の盛土材として施工することができた。 |
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